【告知】値の参照時の仕様変更のお知らせ
このたび2024年11月11日に値の参照に関する仕様変更を予定しておりますので詳細について報告いたします。
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2023.07.06に公開 | 2023.07.07に更新
Querier運営
「Querier(クエリア)」は社内向け管理画面を圧倒的な速さで、かつビジネスのスケールに合わせて柔軟に構築することができるローコードツールです。
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みなさんこんにちは。
今回は、Google Cloud Platformのサービスの1つであるCloud Runについて解説していきます。この記事ではCloudRunの特徴、料金体系、Terraformでの管理方法などを深掘りしていきます。
Cloud RunはGoogleが提供するフルマネージド型のサーバレスプラットフォームです。Dockerコンテナを使用してアプリケーションをパッケージ化し、そのコンテナをCloud Runにデプロイすることで、自動的にスケールアウト・インを行うHTTPサーバとして実行できます。
CloudRunは以下のようなシチュエーションの開発者におすすめです。
逆に、以下のようなケースでは他のGCPの製品(GCE, GKEなど)の検討もおすすめします。
Cloud Runの料金は主に次の2つの要素に基づいて計算されます。
また、Cloud Runは一定の範囲内の利用について無料枠を提供しています。
ただし、これらの無料枠はCloud Runの全サービスに対して共通の使用量としてカウントされます。また、無料枠の使用が終わった後の利用は課金対象となります。
具体的な料金はリージョンや使用リソースによって異なりますので、詳細な料金情報や無料枠については、Google Cloudの公式ドキュメントをご確認ください。
Cloud RunとCloud Run for AnthosはどちらもGCPのサーバレスコンテナ実行サービスですが、主な違いは運用環境と拡張性です。
Cloud Runはフルマネージドのサービスで、ユーザーはバックエンドのインフラストラクチャについて考える必要がありません。
一方、Cloud Run for Anthosは、Anthos上での運用を前提としています。これにより、マルチクラウドやオンプレミス環境での運用が可能となります。
TerraformはInfrastructure as Code (IaC)ツールであり、様々なクラウドリソースをコードベースで管理することが可能です。
以下にCloud Runのサービスを作成・管理するためのTerraformの基本的なサンプルコードを示します。
provider "google" {
project = "your-gcp-project-id"
region = "us-central1"
}
resource "google_cloud_run_service" "default" {
name = "sample-cloudrun"
location = "us-central1"
template {
spec {
containers {
image = "gcr.io/cloudrun/hello"
}
}
}
traffic {
percent = 100
latest_revision = true
}
}
上記のサンプルでは、google_cloud_run_serviceリソースを使用してCloud Runサービスを作成しています。name
とlocation
はそれぞれサービスの名前とデプロイするリージョンを指定します。template
ブロック内でコンテナのイメージを指定します。この例では、Googleが提供するサンプルイメージ gcr.io/cloudrun/hello
を使用しています。
最後のtraffic
ブロックでは、新しくデプロイされたリビジョンにすべてのトラフィック(100%)がルーティングされるように設定しています。
このサンプルコードを実行することで、Cloud Runサービスが作成されます。また、Terraformを使用することで、Cloud Runの設定変更や削除もコードベースで行うことが可能です。
詳細な設定方法はTerraformの公式ドキュメントをご確認ください。
以下の手順でCloud Runに環境変数を設定することが可能です。
詳細な設定方法はGCPの公式ドキュメントをご確認ください。
Cloud RunにおけるIP制限はGoogle Cloud Armorを利用して設定することが可能です。以下にその詳細な手順を示します。
これにより、指定したIP範囲からのアクセスのみを許可するか、またはそのIP範囲からのアクセスを拒否する設定がCloud Runに反映されます。
詳細な設定方法はGCPの公式ドキュメントをご確認ください。
本記事では、Googleが提供するCloud Runについて詳しく解説しました。その特徴、メリット、デメリット、料金体系、Terraformを使った管理方法、そしてCloud Runでの環境変数の設定とIP制限の方法について詳しく説明しました。
Cloud Runはその自動スケーリングやリクエスト単位の課金など、特にWebアプリケーションやマイクロサービスの開発者にとって有用な特徴を多数持っています。一方で、長期のバックグラウンド処理や大規模な計算タスクには向かないという点も理解しておくべきです。
最適なツール選択はプロジェクトの要件によります。本記事が皆様のCloud Runを理解し、適切に活用する一助となれば幸いです。
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「Querier(クエリア)」は社内向け管理画面を圧倒的な速さで、かつビジネスのスケールに合わせて柔軟に構築することができるローコードツールです。
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