Querier

JOYFITをはじめ多様なビジネスを展開する株式会社ヤマウチが、管理画面開発ローコードSaaS『クエリア』を導入

2024.09.02に公開 | 2024.09.02に更新

Querier運営

@querier_io@querierinc

「Querier(クエリア)」は社内向け管理画面を圧倒的な速さで、かつビジネスのスケールに合わせて柔軟に構築することができるローコードツールです。

管理画面の構築もWeb上で完結
エンジニアのためのローコードツール

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株式会社 ヤマウチ

日本を健康に。多彩なフィットネスブランドを展開中。スタジオ付きの「JOYFIT」、24時間型の「JOYFIT24」、ヨガスタジオ「JOYFIT YOGA」、パーソナルジム「JOYFIT+」、家族向けの「FIT365」など、多彩なブランド展開で全国を席巻しているスポーツ事業。初心者でも上級者でも、個人でも家族でも、低価格で高品質な「運動」が楽しめる、実に幅広いラインナップです。また、各ブランドは直営のみならず、フランチャズ展開を行っており、加盟店様をサポートする本部運営も行っています。心と体の健康はすべての根本。スポーツを通じて、それぞれの地域に貢献します


遠藤陵平氏

2013年入社    フィットネスインストラクターとして勤務
2014年 店舗責任者として運営を担う
2015年-現在 システム部門へ移動 以降システム開発を担当


— 御社の事業内容を教えていただけますか?

弊社は多種多様な業種を展開している会社です。フィットネス事業、介護事業をはじめ、ガソリンスタンドなど、様々な分野で事業を行っています。私はその中でもフィットネス事業部門に所属しています。
フィットネス事業では、JOYFITとFIT365という2つのブランドを運営しており、全国に約300店舗を展開しています。

— 普段はどのような業務を担当されているのですか?

私はシステム周り全般を担当しています。具体的には、会員管理システムと呼ばれる顧客管理や、請求関連のシステムを全体的に統括しています。
株式会社ヤマウチ全体には別途情報システム部が存在し、そこではネットワークやインフラ整備を行っています。その下位にシステムと呼ばれるものあり、それを各部署で管理しています。
私自身は、フィットネス事業に関わるシステム全般を統括する役割を担っています。

— どのような経緯でクエリアを知っていただいたのでしょうか。

内製化が長年のミッションでした。しかし、開発メンバーが全体で6名しかおらず、開発を担うのは大変でした。そこで、ノーコードツール、ローコードツールを調査していた際に、偶然クエリアを見つけました。

— 管理画面開発ツール「クエリア」を導入する以前は、どのような課題を持たれていたのでしょうか。

以前は、会員管理システムにパッケージ製品を使用していたため、改修が難しく、アドオンという形で自分たちのやりたいことを実現するというミッションがありました。
その過程で、SalesforceやCRMツールを使って顧客管理にチャレンジしていましたこともありました。
現在は方針が変わり、人員を手厚くするよりも、無人化や少人数運営を目指しています。そのため、自社で必要なものを迅速かつ手軽に作成し、そのナレッジを社内に展開していくことが大きな課題となっていました。

— どのような経緯でクエリアの導入を決めていただいたのでしょうか?

様々なノーコード、ローコードツールを調査した結果、クエリアの最大の魅力は価格でした。使い勝手も良く、それがクエリアを選んだ理由です。
良い意味で非常にシンプルな設計なので、すぐに社内展開できるイメージが持てました。
当社ではITリテラシーの高くない社員も多いので、できるだけ簡単に構築できる点でクエリアがベストだと判断しました。

— クエリアを導入後はどういう効果がありましたか?

クエリアの導入により業務フローが大幅に改善しました。
最初に作成したのは店舗用の返金システムで、顧客情報を取得し、返金先銀行情報を入力するだけで返金処理が完了する仕組みになっています。
クエリアを使っていく中で、使い所がわかってきたので、徐々に活用範囲を広げていき、現在では数十個のアプリを作成し、活用しています。
例えば、新しいサービス導入時のメールログは以前は本部でしか閲覧できませんでしたが、今では店舗ごとに閲覧・検索できるようになりました。
また、店舗ごとの機能制御もDBを直接操作していましたが、現在は画面上で簡単にオン/オフできるようになりました。
さらに、外部サービスの管理画面も、以前は別々に作成していましたが、現在はクエリアに一元化しています。これにより、新サービスの価格設定や、店舗での限定的なマスタ変更なども可能になりました。
API連携により、無人店舗でのトラブル対応も、監視カメラを確認して遠隔でゲートを開けられるようになりました。
このように、マスタ操作をクエリアで一元化したことで、以前は複雑だった問い合わせや操作フローが大幅に簡素化されました。この機能の場合はこれをやらなければいけないというのを全部クエリアに集約できました。
以前は複数のパートナーベンダーごとに管理画面を作成していましたが、それらを集約できたことで、コストとスピードの面で大幅に効率化できています。

— 数字での具体的な効果はありましたか?

最も大きな効果は管理画面作成のコスト削減です。以前はシステムとその管理用コンソールの作成に多額のコストがかかっていました。
元々は別のツールに年間数千万支払っていたり、ベンダーに管理画面をお願いするのにも、平均すると1システムあたり数十万円かかっていましたが、そのコストが完全に削減されました。
また、運用面でも、以前は依頼を受けてからベンダーに依頼するというフローがありましたが、現在はその場で修正できるため、作業効率が50%以上向上したと感じています。

— エンジニアとしてクエリアの構築体験はいかがでしたか?

多少のコーディングは必要ですが、サーバー構築やプログラムのコンパイルなどの作業が一切不要です。単にDBに接続し、必要な機能を構築して確認するだけなので、開発の観点からも使い勝手が非常に良いです。
クエリさえ記述できれば、非常にシンプルに使用できる点が大きな利点だと思います。

— 今後クエリアをどう活用していきたいですか?

まずは、作成した機能のコンソールをさらに拡充していく予定です。
将来的には、データ分析などの領域にも活用できればと考えています。せっかく作成したダッシュボードを活用し、さらなる分析ができれば、活用の幅がより広がると思います。
また、APIが提供されていれば、それを利用して画面を構築できるので、APIとの連携を通じてさらなる一元化を進めていきたいと考えています。

— 最後にこれからローコードサービスを試したいと考えている方々にメッセージをお願いいたします。

これまでは少人数で運営していたため、考える時間が不足していました。ベンダーとの打ち合わせ、サービス設計、それをベンダーに渡すという工程がほぼスキップできるようになったので、自分で作成し、アイデアを思いついたらすぐに試作してテストができるようになりました。
自分自身でシステム構想を解決できるプラットフォームになり得ると思います。自分で実現できるからこそ、スピード感を持って開発でき、考える時間を創出できるので、非常に良かったです。

「Querier(クエリア)」は社内向け管理画面を圧倒的な速さで、かつビジネスのスケールに合わせて柔軟に構築することができるローコードツールです。

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