【告知】値の参照時の仕様変更のお知らせ
このたび2024年11月11日に値の参照に関する仕様変更を予定しておりますので詳細について報告いたします。
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2023.03.08に公開 | 2023.03.08に更新
Querier運営
「Querier(クエリア)」は社内向け管理画面を圧倒的な速さで、かつビジネスのスケールに合わせて柔軟に構築することができるローコードツールです。
管理画面の構築もWeb上で完結
エンジニアのためのローコードツール
今回はクエリア社内でも活用しているNorth Star Metricという指標について解説していきます。
そもそもNorth Star Metricとはどういうものか、なぜ他の指標ではなくNorth Star Metricを活用するべきなのか、実際にNorth Star Metricをどう決めていくべきなのかを詳しく解説していきますので、現在プロダクトの指標を作っている方はぜひ参考にしていただければと思います。
North Star Metricとは、日本語で「北極星」という意味で、チーム全員が目指すべき場所を表すものです。
NSMの話題になるとよく出てくるのがKGIとの違いです。そもそもKGIとは重要目標達成指標のことで、基本的には売上などをKGIに置くことが多いです。
KGIを売上に置き、売上だけを目指してしまうと、ユーザーが実際に感じる価値や体験の部分に目を向けることができなくなってしまいます。
そこでNSMを活用することで、プロダクトとして目指すべき場所を明確にすることができるのです。
まず最初にクエリアが定めているNorth Star Metricは「作成された社内ツールのクエリ実行回数」です。
この実行回数には、エンジニアが社内ツールを作る際に実行されたものは含みません。
では、どのようにNorth Star Metricを決めたか解説していきます。
こちらの記事 で解説されている通り、North Star MetricはInput MetricとOutput Metricで構成されています。Input MetricはOutput Metricの原因となるもので、Input Metricの結果として引き起こされるものがOutput Metricとなります。
まずはInput Metricとなりそうなものを洗い出しました。以下は全てではないですが、実際に洗い出したときのものです。
一旦サービスの利用イメージをしながら洗い出すことができました。この時点では、North Star Metricのイメージなどはなくて大丈夫です。
Input Metricを洗い出せたら、これらを達成すると自ずと達成されるOutput Metricを検討していきます。
クエリアの場合、全てのInput Metricは最終的に構築される社内ツールへの行動で、最終終着点はクエリの実行であると気づきました。
以下のようにそれぞれのInput Metricに対して、Output Metricへの影響を記述していくとわかりやすいです。
上記の手順を踏んで、シンプルなNorth Star Metricを見つけることができました。しかし、これで終わりではありません。日々North Star Metricと向き合い、必要であればNorth Star Metricの修正、追加をしていく必要があります。
私たちも現時点ではかなりシンプルなNorth Star MetricとInput Metricを追っていますが、日々アップデートしていく予定です。
North Star Metricを定めたら、実際にログを収集して日々数字を追わなければいけません。
また、収集したログをダッシュボードなどを使って日々分析をしながら改善を繰り返していきましょう。
Cloud Pub/SubとBigQueryを使ったログ収集に関してはこちらの記事をご覧ください。
今回は私たちがどのようにNorth Star Metricを定めたかを解説しました。プロダクト指標は目指すべき場所を明確にし、プロダクトの成長には欠かせないものですので、ぜひこの事例を参考にNorth Star Metricを定めていただければと思います。
また、クエリアはBigQueryや様々なデータベース、APIと連携して、社内向けの管理画面やツールを構築できるローコードツールの『Querier』を開発しています。無料トライアルも実施しておりますので、もし気になる方がいればサイトを覗いてみてください。
Querier運営
「Querier(クエリア)」は社内向け管理画面を圧倒的な速さで、かつビジネスのスケールに合わせて柔軟に構築することができるローコードツールです。
このたび2024年11月11日に値の参照に関する仕様変更を予定しておりますので詳細について報告いたします。
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