【告知】値の参照時の仕様変更のお知らせ
このたび2024年11月11日に値の参照に関する仕様変更を予定しておりますので詳細について報告いたします。
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2023.07.11に公開 | 2023.07.11に更新
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Amazon EC2は、Amazon Web Services(AWS)が提供するクラウドコンピューティングサービスの一つです。
本記事では、Amazon EC2の特徴、使い方、料金、インスタンスタイプ、バックアップ方法、SSH接続、起動・終了・再起動などについて詳しく解説します。
Amazon EC2(Elastic Compute Cloud)は、Amazon Web Services(AWS)が提供するクラウドコンピューティングサービスの一つです。
EC2は仮想サーバーを提供し、必要に応じてスケーリングが可能なインフラストラクチャを提供します。
Amazon EC2は以下の特徴を持っています。
EC2は必要に応じてスケールアップやスケールダウンができます。
これにより、アプリケーションのトラフィックが増加した際にも、容易にインスタンスの数やリソースを追加して対応することができます。
EC2は多様なインスタンスタイプとオペレーティングシステムの選択が可能です。
インスタンスタイプには、汎用、コンピューティング最適化、メモリ最適化などのカテゴリがあり、異なるアプリケーションの要件に応じて最適なタイプを選択できます。
EC2は高いセキュリティ機能を提供しています。ネットワークセキュリティグループやアクセス制御リストを使用して、インスタンスへのアクセスを制御することができます。
また、Amazon Virtual Private Cloud(VPC)と組み合わせることで、独立したネットワーク環境を構築し、より高度なセキュリティを実現することも可能です。
Amazon EC2のメリットは以下の通りです。
EC2はインスタンスの追加や削除が容易であり、アプリケーションの需要に応じて柔軟にリソースを調整できます。
また、Amazonが提供するグローバルなインフラストラクチャのため、高い可用性と信頼性を実現することができます。
EC2では、物理サーバーの設置やメンテナンスに関する作業をする必要がありません。AWSがインフラストラクチャの管理を行い、ユーザーはアプリケーションに集中することができます。
EC2はペイパーインスタンスモデルを採用しており、使用したリソースに対してのみ課金されます。
これにより、必要な時に必要なだけのリソースを使用できるため、コスト効率を向上させることができます。
EC2のデメリットは以下のような点があります。
EC2では、ユーザー自身がセキュリティグループやアクセス制御リストなどのセキュリティ設定を行う必要があります。セキュリティの責任がユーザーにあるため、適切な設定が必要です。
EC2の初期設定は一定の知識と手順が必要です。インスタンスの作成やネットワーク設定、セキュリティ設定などについて理解しておく必要があります。初めて利用する場合は、ドキュメントやチュートリアルを参考にすることをおすすめします。
Amazon EC2(Elastic Compute Cloud)を使用するための手順を体系的に解説します。
まず最初に、AWS Management Consoleにログインする必要があります。AWSアカウントを作成し、ログイン情報を入手してください。
以下の手順でEC2インスタンスを作成します。
AMIはEC2インスタンスの起点となるイメージです。以下の手順でAMIを選択します。
「Amazon Machine Image (AMI)」のセクションで、使用したいAMIを選択します。または、独自のAMIを作成することも可能です。
インスタンスタイプは、インスタンスのパフォーマンスとリソースを定義するために使用されます。以下の手順でインスタンスタイプを選択します。
「インスタンスタイプ」のセクションで、必要なパフォーマンスとリソースに基づいてインスタンスタイプを選択します。例えば、汎用、コンピューティング最適化、メモリ最適化などのカテゴリから選択できます。
以下の手順でインスタンスの設定を行います。
「インスタンスの詳細設定」セクションで、インスタンスの詳細設定を行います。例えば、ユーザーデータの追加やネットワーキングの設定などが含まれます。
以下の手順でインスタンスのストレージを設定します。
「ストレージの追加」セクションで、必要なストレージのサイズやタイプを選択します。EBS(Elastic Block Store)を使用してデータを保存することが一般的です。
以下の手順でセキュリティグループを設定します。
「セキュリティグループの設定」セクションで、インスタンスへのアクセスを制御するためのセキュリティグループを作成します。適切なポートとプロトコルの設定を行ってください。
以下の手順でEC2インスタンスを起動します。
設定が完了したら、「起動」ボタンをクリックします。
以上の手順でEC2インスタンスが作成され、起動されます。必要ならば、インスタンスにアクセスするためのキーペアの作成も行ってください。
EC2インスタンスは、必要な時に必要なだけ作成・削除・スケールすることができます。また、インスタンスの管理やモニタリング、バックアップの設定などもAWS Management Consoleから行えます。
Amazon EC2の料金体系は複雑ですが、以下で基本的なポイントを解説します。
Amazon EC2の料金は、以下の要素に基づいて計算されます。
AWSでは、新規ユーザーや学生などに対して一定の無料枠を提供しています。無料枠では、特定のサービスを一定期間や使用量まで無料で利用することができます。
具体的には、EC2の無料枠では以下のような特典があります。
ただし、無料枠の利用期間や詳細な条件はAWSの公式ウェブサイトで確認する必要があります。
詳細な料金情報については、Amazon EC2の料金ページやAWS料金計算ツールを参照してください。
Amazon EC2では、さまざまなインスタンスタイプが提供されており、それぞれ異なる特徴とパフォーマンスを持っています。本節では、インスタンスタイプの詳細な解説と選び方について説明します。
EC2のインスタンスタイプは、以下のカテゴリに分類されます。
インスタンスタイプを選ぶ際には、以下のポイントを考慮することが重要です。
インスタンスタイプの詳細情報については、AWS公式ドキュメントのインスタンスタイプページを参照してください。このページでは、各カテゴリごとに利用可能なインスタンスタイプの一覧やスペック、パフォーマンスの詳細が記載されています。
Amazon EC2インスタンスをバックアップする方法には、以下の2つの方法があります。
それぞれの方法について、詳しく解説します。
Amazon EBSスナップショットを使用する方法は、EC2インスタンスのブロックレベルのデータを保存するための効果的な方法です。以下の手順でバックアップを作成します。
AMIを使用する方法は、EC2インスタンスのイメージを作成し、起動や復元に使用することができます。以下の手順でバックアップを作成します。
EC2インスタンスの定期的なバックアップを実現するためには、以下の方法があります。
バックアップの作成後には、定期的にバックアップの検証とリストアのテストを行うことが重要です。
これにより、データの完全性とリカバリーの正常性を確認することができます。
バックアップを作成する際には、以下の点に注意してください。
Amazon EC2インスタンスにSSH接続するには、以下の手順を順に実行します。
まず最初に、SSH接続に使用するキーペアを作成する必要があります。以下の手順でキーペアを作成します。
次に、EC2インスタンスのセキュリティグループでSSH接続を許可する必要があります。以下の手順で設定を行います。
最後に、SSHクライアントを使用してEC2インスタンスに接続します。以下の手順で接続を行います。
ssh -i <キーペアの秘密鍵のパス> <ユーザー名>@<EC2インスタンスのパブリックDNS>
e.g. ssh -i ~/.ssh/my-key.pem ec2-user@ec2-xx-xxx-xxx-xx.compute-1.amazonaws.com
ユーザー名はEC2インスタンスによって異なる場合があります(例: Amazon Linuxの場合は「ec2-user」、Ubuntuの場合は「ubuntu」)。
EC2インスタンスを起動、終了、再起動するには、以下の手順を実行します。
以上の手順で、EC2インスタンスの状態を制御することができます。
この記事では、Amazon EC2に関する基本的な内容を詳しく解説しました。以下の項目について解説しました。
Amazon EC2は、柔軟な仮想サーバーインスタンスを提供するため、さまざまな用途で活用されています。この記事を参考にすることで、EC2の基本的な機能や使用方法、料金体系、バックアップの方法、そしてSSH接続に関する手順を理解することができます。
AWSの公式ドキュメントやチュートリアルも活用しながら、より詳細な情報や具体的な設定方法を学んでいくことをおすすめします。
Amazon EC2はクラウドコンピューティングの中でも重要なサービスの一つであり、エンジニアにとって非常に役立つものです。ぜひ、この記事を参考にして、Amazon EC2の活用を始めてみてください。
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