Querier

社内向けの管理画面や業務アプリこそローコードに置き換わるべき理由

2022.08.22に公開 | 2023.11.17に更新

Querier運営

@querier_io@querierinc

「Querier(クエリア)」は社内向け管理画面を圧倒的な速さで、かつビジネスのスケールに合わせて柔軟に構築することができるローコードツールです。

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こんにちは、Querier開発チームです。

みなさんは管理画面をどのように作成しているでしょうか?バックエンドとフロントエンドともにフルスクラッチで開発していますか?RailsやDjangoのオールインワンのライブラリを使っていますか?

Querierは「ローコード」で管理画面の開発をするという新しいソリューションを作ることにチャレンジしています。今回は管理画面をローコードで作成できる『Querier』がどのような課題を解決するのかを紹介したいと思います。

プロダクトチームにおける管理画面・社内ツールの重要性

まず、管理画面や社内ツールはどれほど重要なものなのかを考えていきます。

私の見解は、とても重要なものだが、エンジニアが社内ツールを開発しやすい環境が整っていないことにより、疎かになっていると考えています。

最近元Metaのエンジニアのエピソードが少し話題になりましたが、この中で社内ツールに言及されています。

彼は自分自身が感じた社内の課題を、社内ツールを開発して解決し、その社内ツールが組織内でスケールして、全体の労働時間の削減に貢献したというものです。また、このような活動がMeta社から評価され、追加のボーナスや株を付与されたそうです。

チームではバグレポートから関連した情報を抽出するのに時間がかかっていた。
それを解決するために彼はAndroidエンジニアにも関わらず、社内ツールを開発し、それが多くのチームの労働時間削減に貢献した。


参照: https://twitter.com/sakamoto_582/status/1646435095174328320

このように、課題を発見した人が解決できる最適なソリューションをスムーズに構築できる環境が必要だと思っています。クエリアはこういった社内文化への貢献をしていきたいと考えています。

管理画面・社内ツールを開発しないとどうなるのか

では、管理画面や社内ツールが開発できていない組織ではどのような課題が発生するのでしょうか。
以下によくある課題をまとめてみました。

1. 細かい作業がエンジニアに依存してしまう

例えば、

  • アカウント認証・登録・監視
  • データの作成・更新・削除
  • お知らせ配信

のようなデータベースに依存するオペレーションで、エンジニアが直接APIを叩いていたりしませんか?
このような時に管理画面は非常に有用です。管理画面があれば毎回エンジニアに頼んでいた作業をビジネスサイドの人が自ら実行できるようになります。

2. 日々のオペレーションのスピードが落ちてしまう

上で説明したエンジニア依存のオペレーションに関連して、もう一つのデメリットとしてオペレーションのスピードが落ちてしまうことも挙げられます。
管理画面がないと、都度エンジニアに頼んだりする必要があるためとても非効率なものになってしまいます。

3. データ閲覧に学習コストが発生する

社内の非エンジニアがデータを閲覧したいというケースは多々あると思います。そんな時に管理パネルがないとデータを操作する方法を学習しなければいけません。
有名なBIツールとしてRedashやMetabaseがありますがどちらもSQLを学習しなければ使いこなせません。
組織が拡大すればするほど学習コストは大きな問題となってきます。
組織やビジネスのスケールを考えつつ、データ操作を社内で民主化するためには誰もが使える管理パネルが必須になってきます。

4. 権限管理が大変

データソースに直接アクセスしてデータ操作をするとした場合、権限管理が問題となってきます。
例えば、アプリケーションはAWSのMySQL、ユーザー認証はFirebase、課金はStripeとデータが散らばりそれぞれ誰にどのような権限が付与されているのかを管理するだけで多大な時間を要します。
権限管理が疎かになると、データの不整合やデータ漏洩などのリスクも高まってしまいます。

管理画面・社内ツールをスクラッチで開発するとどうなるのか

ここまで、管理画面や社内ツールがどれほど重要な役割を担っているのかを解説してきました。
とはいえ、スクラッチで開発するとなると別の問題が発生してしまいます。

1. メインのアプリケーション開発が遅れてしまう

管理画面を開発するということは、アプリケーションを1つスクラッチで開発するのとほぼ同じです。CSSフレームワークなどを使えばある程度効率的に開発はできますが、しっかり使えるものを作るとなるとエンジニア数名のリソースを管理画面に割くことになるでしょう。

2. Bizサイドの要求にエンジニアサイドが追いつかない

エンジニアはただでさえメインの業務に追われています。その中で管理画面の追加用件やバグ対応などが発生するとメインのアプリケーションのリリースサイクルに影響を及ぼします。
多くの企業ではこのような事情から管理画面のアップデートは後回しにされがちで、Bizサイドの要求に追いついていくことができなくなります。

3. ライブラリのアップデートや保守・運用まで手が回らない

2ではエンジニアはメインの業務に追われているという話をしましたが、それに関連して管理画面のライブラリのアップデート等の保守・運用まで手が回らないというのも課題の1つです。
管理画面で使用しているライブラリの重要なセキュリティアップデート等に対応していかないとデータ漏洩等のリスクが上がるので、そこにもコストがかかってきます。

『Querier』はどのような組織におすすめか

1. エンジニアリソースが足りない

エンジニアリソースが足りず、管理画面開発ができていない場合は『Querier』を活用することで上で述べたような課題を解決することができます。
フルスクラッチで開発する数十倍近いスピードで管理画面を構築でき、保守・運用に気を遣う必要もありません。

2. 既存管理画面の技術負債で開発スピードが出ない

すでに管理画面を構築しているが、運用・保守まで手が回っていなく、技術負債によって開発スピードが出ない場合も『Querier』をおすすめします。
既存のAPIを再利用して構築できるので、既存の管理画面から徐々に移行していくことができます。

最後に

『Querier』はプロダクトチームの非効率を解決し、ビジネスの加速をアシストすることを目指しています。ぜひ一度クエリアでの管理画面の開発を体験してみてください!

クエリアを試してみる: https://www.querier.io

「Querier(クエリア)」は社内向け管理画面を圧倒的な速さで、かつビジネスのスケールに合わせて柔軟に構築することができるローコードツールです。

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