Querier

2023年後半~2024年前半のアップデート内容紹介

2024.08.14に公開 | 2024.08.14に更新

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こんにちは、Querierのエンジニアの千葉です。

今回は2023年後半~2024年前半でリリースしたQuerierのアップデートからいくつかピックアップしてご紹介していきます。

 Xなどで紹介していなかった機能もあるのですでに使っていただいるユーザー様には振り返りに、これから使っていただける方には紹介という形で覗いてみていただけると嬉しいです。

データフローの編集UI

データフロー・アクションの編集UIを広く使っていただけるようにエディターライクな形へアップデートしました。

編集したデータフロー・アクションも上部にタブとして表示しておけるので、直前まで作業していた箇所へのアクセスも良くなりました。

データソースの環境管理機能

今までProduction・Stagingの2種の環境はありましたが、さらに任意の環境を追加することが可能になりました。

これによって開発中の環境でのデバッグなどお客様の用途に合わせた柔軟な使い方ができるようになると思います。

環境名やカラーも自由に設定できるようになっており、選択中の環境を把握しやすいため管理面や閲覧のみのユーザー様にも使いやすくなっているかと思います。


セキュアゲートウェイ

このアップデートによりお客様のネットワーク内のDBやAPIにセキュアに接続することが可能になるアップデートになります。

対応しているデータソースは以下になります。

  •  MySQL
  • PostgreSQL
  • REST API
  • GraphQL

詳しい接続方法はドキュメントをご確認ください。

監査ログのCSVダウンロード

監査ログをCSVでダウンロードできるようになりました。

期間やユーザーでの絞り込みも可能なため、特定のログを抽出して組織の中で共有・管理していただくこともできるかと思います。

ページ・フォルダへの絵文字追加機能

編集画面・プレビュー画面含めたページ一覧に対して絵文字を追加できるようになりました。

用途ごとに絵文字を追加することで一覧性もよくなると思うので是非お試しください。

データフローのフォルダ管理

ページ一覧同様の形でデータフローにもフォルダの概念を追加しました。

フォルダ追加前はデータフローを10数個以上作成した場合に一覧性・アクセスの悪さがありましたが、フォルダを使うことによって用途などに合わせてグルーピングすることができるようになりました。

データフロー・コンポーネントの複製機能

データフローは新たに複製機能を追加し、コンポーネントはモーダルやカラムなどが子要素を持っている場合に子要素も含めて複製することができるようになりました。

データフロー・コンポーネントともに似た機能ではあるものの用途が違う機能群を作成する場合に、複製を駆使して作成したいというニーズがありましたが、このアップデートによって一度ベースとなる機能を作ってしまえば複製してパラメーターを調整という流れで開発をすることが可能になりました。

各イベントの実行条件

今までは各コンポーネントの指定されたアクションまたはデータフローの成功・失敗時の後に指定された操作を行うだけの機能でしたが、実行条件の追加によってデータの状態によって実行するかどうかを指定できるようになりました。

たとえばセレクトコンポーネントで選択された値による指定や、データフロー実行後の値によって実行するかどうかの指定などができるためより柔軟なイベントの構築が可能になります。

イベントからのコンポーネント操作

フォームに入力した値を元にデータフローを実行後にフォームの内容をリセットしたいなどの流れが可能になりました。

対応しているコンポーネント・操作は以下になります。

  • モーダル / テーブル内モーダル 
    • open
    • close
  • テーブル
    • selectRow
    • clearSelection
  • テキスト / インプット / テキストエリア / セレクト / マルチセレクト / チェックボックス / チェックボックスグループ / スイッチ
    • setValue
    • resetValue
    • clear
  • ラジオ
    • setValue
    • resetValue
  • ファイル
    • clear

是非構築したいフローに合わせてお使いください。

一部コンポーネントへのオプション追加

チャート

棒グラフでの縦積みオプションを追加しました。

ファイル

parsedData を利用するか選択できるオプションを選択しました。

利用しないを選択すると変換処理を挟まないため、parsedData を参照する必要がない場合に負荷を減らせるので構築している画面の規模に応じて利用ください。

ボタン・モーダル

各ボタンの色を変更できるオプションを追加しました。

これによって削除用の機能を当てたボタン色を赤に変更したりと用途に合わせた見た目にすることがきます。

インプット

Numberのインプットに対してAlignを指定できるオプションを追加しました。

チェックボックスグループ・ラジオ

縦並び・横並びを指定できるオプションを追加しました。

カラムを利用してフォームの横縦並びのチェックボックスを配置するなどの用途でご利用いただけます。

さいごに

今後も要望の多いデータフローに関連した機能などのリリースも準備を控えており、リリースしたタイミングで随時ご報告できればと思っています。

また、追加機能の要望や利用してみての感想もお待ちしてますのでお気軽にサービス内やXから投稿お願いします。

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